EPCとは、RFIDタグに書き込まれるデータで、通常96ビット程度のデータです。
リーダーが読取を開始すると、EPCのデータを高速に読み取ることができるので、EPCコードに、商品のID等を登録します。
EPCに同じデータを登録すると、一つのタグとして読み取ってしまうので、別々のものとして認識させるためには、必ずユニークな値をEPCコードとして書き込んでください。
RFIDにはユーザメモリもありますが、こちらは高速に読み取ることができないので、一般的な棚卸目的には、EPCのデータが使われます。
国際的に標準化されたGS1識別コードというものもあり、それにのっとった形で書いていただくか、または、社内専用の個別のコード体系で、一つ一つに別のEPCコードを書き込む必要があります。
EPCコードのデータサイズは、RFIDのPC(Protocol Control)という領域で定義されています.
PC領域の詳細は、RFIDのPC領域についてをご覧ください。
RFIDの発行時に、EPCに通常の文字列を書き込むためには、データ変換(エンコード)が必要です。
プログラムで書き込む時は、バイナリデータとなりますので、通常16進コードの文字列で指定することになります。
このページでは、ASCIIコードと16進の変換、7bitの圧縮と6bitの圧縮の変換のツールを用意しました。