RFIDについて
RFIDに関するQ&Aをまとめました。
フォービジョンのRFIDソフトウエア製品についてはPRODUCTを参照ください。
RFIDとは?
RFIDとは、ICタグとも呼ばれ、電波を利用して、遠隔でデータをやり取りするシステムです。
RFIDの種類
アクティブ形(電池内蔵のもの)とパッシブ形(リーダーライタより電源供給)の二種類があります。 また、使用する電波の周波数によって、読み取り枚数、データ用量等、特徴が違います。
使ってみるには何が必要?
RFIDの他に、RFIDにアクセスするためのリーダーライタ、それを制御するためのシステムが必要になります。
書き込めるデータは?
現在物流向けの一般的なRFIDは96ビットとなっています。ASCII文字列で12文字です。ICチップによって容量が違います。
セキュリティ機能は?
物流向けに使われているタグは誰でも読み取り可能です。ICカード向けのチップを使用すれば他者が読み取れない様にすることができますが、一般的に価格が高価格となっています。
何個ぐらい同時に読み取れるのか?
RFIDのアンテナの形状、リーダーライタのアンテナの形状、貼り付けるもの、環境等で読み取り枚数が変わります。うまく設定すれば100個以上読み取ることもできます。また、読み取り可能枚数であっても、必ず読み取れるわけではありません。
RFIDの価格は?
アンテナのサイズ、ICチップ、購入ロットによって価格が変わります。一般的に十円程度と言われていますが、それは数十万枚〜百万枚以上の大ロットの話なので、注意が必要です。
データ書き込み方法は?
データ書き込み時は、同時に複数書き込むことはできません。データ書き込みのための専用の機械があります。またタグを書き込み代行するサービスを行っている会社もあります。
バーコードを簡単に置き換えられる?
バーコードのラベルの部分にRFIDを貼り付けることによって、バーコードの代わりとすることができますが、同時に複数枚読み取り等の機能を実現するためには、専用のソフトウエアと、それを管理するデータベースが必要になり、バーコードの運用よりその分導入費用がかかります。
パソコンがないとRFIDは読み取れないのですか?
ハンディタイプのリーダーライタであれば、bluetoothやUSBで接続することにより、タブレットやスマートフォンで読み取ることができます。